支出削減 その1

コトの豊かさ

私が削減した支出の1つを紹介します。

それは「生命保険」です。

あなたの職場にも、生命保険の営業マン・営業レディがいるかもしれません。その方たちは、あなたの職場から提供した設備などの取引でお金を払う側に居ます。その引き換えに、営業マン・営業レディは、あなたの職場からお金を払っていただける方を募っています。

そこで販売される保険も様々あります。中には優良な保険もあると思いますが、多くは不要な保険を販売されます。

私が1番初めに23才で購入した生命保険会社①の生命保険が下記の通りです。

・定期保険 800万円 ガン保険30万円 傷害保険500万円=もし死亡したら、1330万円

・医療保険 日額8000円 生活習慣病日額+2000円=もし、生活習慣病で入院1日10000円

・個人年金保険 60才より51.92万円/年を10年受取可能 保険料 10000円/月

これで、23才のときでしたが、17298円/月を払っておりました。はっきり言うと、払いすぎです・・・

まず、このとき独身でした。独身の方が、こんなに保険を掛けても、守る人がいないので、意味がありません。さらに、医療保険も、貯金で賄えない分を保険で補うという本来の機能から反しています。仮に2週間入院しても、1万円×14日=14万円を用意できれば、問題ありません。ある程度の貯金があった私には、わざわざ保険に入る必要がありませんでした。

保険の本来の役割は、「起こる確率は極めて小さい」でも、「本当に起こると大きな損害」という部分を保険で補うことです。だから、保険+貯金である積立保険・養老保険・学資保険・個人年金保険は、あまりおすすめできない商品です。さらに、医療保険のように、もしもが起こっても、入院が1日のみで1万円のみ支給という保険が下りても少ない保険もおすすめできない商品です。これらは、貯金・投資でカバーすべき部分です。

生命保険・医療保険を24才で解約しました(個人年金は残しました)。この際に生命保険の営業レディからは、引き留めがかかります。それも当然でしょう。生命保険を2年以内に解約すると、担当営業マン・営業レディの金銭的なペナルティや成績のペナルティが課されます。なので、ペナルティを被らないようにされます。しかし、保険法第27条や第54条には以下の記載があります。

第二十七条 保険契約者は、いつでも損害保険契約を解除することができる。

第五十四条 保険契約者は、いつでも生命保険契約を解除することができる。

というように、いつでも解約できる自由があります。それでも、解約させられない場合は、その保険会社の法令違反になります。なので、勇気を持って解約することができれば良いでしょう。

しかし、また違う生命保険会社②に入ってしまいました。その内容が下記の通りです。

・定期保険 200万円×4回=800万円 医療保険 日額7000円 保険料6670円/月(非喫煙者割引有り)

・外貨建個人年金 死亡保障648万円 保険料15000円/月

これらで、計21670円を払っていました。しかし、保険が高い故に生活が苦しかったです。故に、

上記の保険より、定期保険800万円⇒0円 外貨建個人年金15000円⇒5000円に減らし、計21670円⇒7607円にしました。すると、生命保険の営業レディが退職することを言い出しました。おそらく、これにより、解雇に近い形になったのでしょう。

しかし、それだけでは、まだ収まりません。25才のときに、生命保険会社①よりシンプル化した保険を提示されて、契約してしまいました。

・医療保険 日額5000円 保険料1839円/月

これも、本来は貯金で賄えるのであれば、不要な保険です。しかし、そんなことまで、当初は考えていなかったです。これと同時に、生命保険会社②の医療保険を解約しました。

ここまでで、25才~26才のとき、下記の保険でした。

・医療保険 日額5000円 保険料1839円(生命保険会社①)

・個人年金保険 60才より51.92万円/年を受取可能 保険料10000円(生命保険会社①)

・外貨建個人年金 保険料5000円/月

これで、16839円のお支払いをしておりました。しかし、26才のある日、外貨建個人年金は手数料が大きすぎて、払うだけ損であることがわかったため、解約しました。

そして、医療保険と個人年金保険も同じく、27才のときに解約しました。

今回の解約したきっかけになった本が下記の本です。

本当の自由を手に入れるお金の大学 | 両@リベ大学長 | 家事・生活の知識 | Kindleストア | Amazon

生命保険会社の営業マン・営業レディは私が解約してから変わりました。そして、今でも職場にて、生命保険の営業を続いています。これは永遠に終わらないでしょう。それでも、お金のリテラシーが上がったことで、ムダな保険に入らなくなりましたので、不要な支出が減りました。減った支出から、自分自身の生活を豊かにすることにお金を使うコトが大切です。というわけで、参考になれば嬉しいです。

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